セルフメディアとは何か?セルフメディアの種類やメリット・デメリットを解説

セルフメディアとは何か?セルフメディアの種類やメリット・デメリットを解説

最近耳にする機会が多くなった「セルフメディア」とは、どんなものかご存じでしょうか?

これからは「個人の時代」と言われているように、自分独自のブランドを確立すれば、企業に勝る売上を一個人が上げることも不可能ではありません。

又、企業の売上や市場シェアを拡大させるという点においても、独自のブランドを確立することはとても重要です

そういったブランディングに欠かせない存在として、セルフメディアというものがあります。

本記事ではセルフメディアの種類や、セルフメディアを運営するメリット、デメリットについて解説していきます。

  • セルフメディアを作成しようか迷っている人
  • セルフメディアを運営したいけど、まず何から始めれば良いか悩んでいる人
  • 売上を上げるために、新しく何か始めようと考えている企業やセールスパーソン

そもそもセルフメディアってなに?

そもそもセルフメディアって何?

セルフメディアという言葉を聞いた人でも、セルフメディアがどのようなものか正確に答えられる人は少ないと思います。

まずはセルフメディアがどのようなものかを、しっかり理解しておきましょう。

セルフメディアとは?

セルフメディアとは、個人であれば自分自身を、企業であれば自社を表現・発信するためのメディアのことです。

自分が持っている知識や経験など、独自の情報を発信し続けることで、コアなファンを創ることができるというメリットがあり、昨今注目を集めています。

セルフメディアといえば、SNSやブログをイメージする人が多いと思いますが、自分自身を表現できるメディアは全てセルフメディアということになります。

 

他人とは違う特技や特徴があったり、せっかく何か社会の役に立つ活動をしていても、何も発信していなければ社会に伝えることができません。

セルフメディアを運営することで、自分という人間を効率良く社会に伝えることができ、社会的な信用を構築することに繋がります。

又、運営するメディアの種類にもよりますが、ほとんどのメディアでファンとのコミュニケーションが可能になっています。

セルフメディアを通じて集まったファンたちと、定期的にコミュニケーションを取ることで、信頼関係を長期的に継続させることができます。

セルフメディアの種類

代表的なセルフメディアといえば、ブログやSNSなどがありますが、その他にもセルフメディアにはいくつかの種類があります。

セルフメディアには、どのような種類があるのか見ていきましょう。

ブログ

ブログ(blog)とはウェブログ(weblog)の略称で、WEB上で情報を記録するサイトのことをいいます。

有名人が運営するような”日常ブログ”から、特定ジャンルの情報を専門にした”特化型ブログ”など様々なスタイルがあります。

後述するオウンドメディアとの違いが分かりにくい部分はありますが、しいて言うなら「ブログの方が自己観点的なメディア」であるといえます。

これまでの自分の経験やその経験から学んだ知識、自分の考え方を中心に伝えていくのがブログの特徴です。

ブログ運営者の人柄や性格を強く映し出すメディアといえるため、上手く活用すればより多くのファンを獲得することができます。

オウンドメディア

オウンドメディア(Owned Media)は、翻訳すると「所有するメディア」という意味です。

一般的には、企業が所有するメディアをオウンドメディアといいますが、個人でもオウンドメディアを運営することは可能です。

オウンドメディアは、広い意味では自分が所有するメディア全てのことを指します。

WEBサイトやブログだけでなく、メルマガやパンフレットなどもオウンドメディアということになります。

しかし、一般的にWEB業界で言われているオウンドメディアとは、「自分のブランドを上げるために運用するWEBマガジン」のことをいいます。

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んっ?ブログとどう違うの?

ブログが自己主体性の高いメディアである一方、オウンドメディアは客観性の高いメディアといえます。

自分の考えや経験を中心に発信するブログと比べて、オウンドメディアでは”客観的な視点”に基づいて情報を発信していく点が異なります。

「自分が発信したいこと」ではなく、「顧客が知りたいこと」という視点からオウンドメディアを構築していくことになります。

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)

SNSとは、インターネットを通じてユーザー同士がコミュニケーションを取ることができるWEBサービスの総称です。

有名なSNSには、YouTube・Twitter・Facebook・インスタグラムなどがあります。

SNSではユーザー同士が気軽にコミュニケーションを取ることができるため、長期的に顧客と友好な交流関係を構築できます。

又、多くのフォロワーを獲得することができれば、自分が伝えたい情報をダイレクトに届けられるようになります。

俗にいう「インフルエンサー」と呼ばれる人たちは、このSNSを上手く活用しています。

セルフメディアを運営するメリット・デメリットとは

セルフメディアの良いところをピックアップ!

セルフメディアがどのようなメディアなのかはご理解いただけたでしょうか?

次からは、実際にセルフメディアを運営することで、どのようなメリットやデメリットがあるのかを紹介していきます。

セルフメディアのメリット

運営するメディアの種類や運営方法によって多少の違いはありますが、セルフメディアを運営するメリットは主に以下の5点が考えられます。

社会的な信頼性を高めることができる

セルフメディアを運営することによって、これまでの実績や専門性・優位性を示すことができ、その結果社会的な信頼性を高めることに繋がります。

いわゆる「セルフブランディング」といわれるもので、セルフメディアを通じて知名度や価値を高め、ビジネスで優位に立つことができるマーケティング手法の一つです。

セルフブランディングが上手くできると、かなり強力な「オンリーワン性」を備えることができます。

例えば特定の分野で名医と言われているお医者さんには、わざわざ外国から手術を受けにくる熱心なファン顧客が多く存在しています。

手術という命にかかわるサービスだからこそではありますが、社会的な信頼性を高めることができれば、多少の不利状況を覆すほどの優位性を持つことが可能です。

見込み度の高い顧客にアプローチができる

ブログやオウンドメディア、YouTubeなどは、良質なコンテンツを創ることで「Googleの検索結果に表示されやすくなる」という特徴を持っています。

Googleで検索してサイトに訪れてくる訪問者は、あらかじめその分野に興味があって訪問してくるので、当然ながら顧客になる可能性が高いことになります。

そのため、不特定多数に広告をする折込チラシ、テレビやラジオなどのマスメディアと比べて、効率的な広告活動を行なうことが可能です。

自分のファンを創ることができる

セルフメディアで自分自身を発信し続けることによって、自分の考えや価値観に共感してくれる”ファン”を創ることができます。

この「ファンを創れるかどうか?」は、ビジネスの成功を左右させる大切な要素の一つです。

特に最近では「何を買うか?」よりも「誰から買うか?」を重視する消費者が増えてきている傾向にあります。

例えば不動産売却の際に、消費者が不動産会社を選ぶ理由として挙げたのは、ダントツで「担当者が信頼できる」という理由でした。


引用元:すまいステップ(https://sumai-step.com/column/article/9330/)

このことから分かるように、自分の価値に共感し、自分を信頼してくれるファンを創ることは、ビジネスにおいてとても重要なことだといえます。

ファンとの接点を創ることができる

SNSやブログのコメント機能などを活用することで、ファンとの接点を創ることができます。

一方的に情報を提供し続けるよりもファンとの距離感を縮めることができるため、長期的にファンになってくれる可能性を高められます。

特にSNSを活用することで、より人格や性格を反映したコミュニケーションが可能です。

コンテンツを資産として蓄積できる

ブログやオウンドメディア、YouTubeなど一部のセルフメディアには「コンテンツを資産化できる」という利点があります。

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コンテンツの資産化ってどういう意味?

チラシやテレビコマーシャル、ポータルサイト広告の場合は、常に新しい広告を打ち続けなければ顧客を獲得することができません。

「1年前の広告を見て問い合わせしました!」というお客様はそうそういないはずです。

しかし、ブログやオウンドメディアなどでは、1年前の記事や動画を見て問い合わせが来る可能性は十分にあります。

記事や動画の数が増えるほどSEOも強化されるため、Google検索で上位に表示される可能性も高くなり、アクセス数が増える傾向にあります。

なかなかアクセスが集まらなくても一度何かのきっかけで露出が増えると、これまでのコンテンツ全体のアクセスも上昇します。

セルフメディアは、運営期間が長くなるほどアクセス数や信頼性が高くなるという性質を持っています。

セルフメディアのデメリット

これまでセルフメディアを運営するメリットについて解説してきましたが、セルフメディア運営は何も良いことばかりではありません。

セルフメディア運営ならではのデメリットも存在しているので、そちらについて順に解説していきます。

毎日継続するのが大変

セルフメディアはほとんどの場合、短期的に結果が出るようなものではないため長期的に取り組む必要があります。

しかし、ブログを始めたばかりの頃は記事を書いても誰も見てくれず、何の収益を生むことがないため、継続できずにやめてしまう人がほとんどです。

かなり前のデータにはなりますが、2009年に総務省が調査した「ブログの継続率」の結果はこのようになっています。

ブログの継続率データ 総務省統計
引用元:総務省 情報通信政策研究所

1年以上継続できた:30%
2年以上継続できた:10%
3年以上継続できた:3%

このデータからも、ブログを継続することがいかに難しいかが分かると思います。

記事作りには論理的思考が不可欠

ブログやオウンドメディアで記事を作成する際、自分が思ったままに書いていても、読み手に伝わる文章を書くことはできません。

相手に伝わる文章を書くためには、論理的思考(ロジカルシンキング)が必要になります。

この文章で伝えたいことは何なのか?何のために伝えるのか?どの順番で伝えれば良いか?などを考え、文章構成を考えていくことになります。

これがなかなか難しいもので、慣れていない人が書くと支離滅裂な文章になってしまい、読者にとって読みにくい文章になってしまいます。

読み手にとって読みやすい文章かどうかはSEOにも影響する大切な要素のため、しっかりと文章構成を考える必要があります。

相応の専門スキルが必要になる

セルフメディアを運営するためには、それぞれのメディアに応じたスキルが必要になります。

特にブログやオウンドメディアを一から立ち上げる場合には、ワードプレスの使い方やHTMLやCSSなど最低限のプログラミング言語を覚える必要があります。

さらにSEOに関する知識も必要になるため、これまで仕事でWEB関連に携わったことがない人にとっては少しハードルが高く感じるかもしれません。

又、企業がセルフメディアの運営に取り組む場合でも、片手間では上手くいかないケースが多くなるため、新たに人材を雇用するなどの負担が発生してしまいます。

まとめ

社会全体にスマートフォンが普及したことで、消費者はどこにいてもインターネット上の情報を閲覧できるようになりました。

これまではアナログの情報が重宝されていましたが、今後はインターネット上の情報がさらに重宝されていくようになるはずです。

そのような時代で勝つことができるのは、「質の高い情報をたくさん公開している」人や企業だと思います。

超高速回線の5Gがもっと普及すれば、動画コンテンツの需要もさらに伸びていくことでしょう。

これから5年後、10年後の将来のために、今の内からセルフメディア運営を始めてみてはいかがでしょうか?